階層の違うオフィスを快適且つ移動効率を向上させたオフィスリノベーション
本プロジェクトは、クライアントである税理士事務所からの依頼に基づき、人員拡大に対応でき、かつ既存スタッフが効率的かつ快適に働ける職場環境を整備することを目的として進められている。
課題背景
クライアントである 近藤まこと税理士事務所 三条支店 は、これまでオフィスビルの2階と3階の2フロアに分かれて入居しており、日常業務の動線に外階段を介さなければならない不便さを抱えていた。
そこで、動線の改善とスペースの有効活用を図ることで既存スタッフの満足度を高めるとともに、新規採用にも対応できる職場環境の整備を目指し、改修計画を進めることとなった。
解決策
オフィスが入居するテナントビルは自社所有であったため、構造上の安全性を確保しつつ、従来の制約にとらわれない大胆な動線計画を提案することが可能であった。
改修計画の主なポイントは次の2点である。
- 2階と3階の一体化による動線改善
2階の天井および3階の床のうち、構造的に負荷のかからない部分を切り抜き、両フロアを直接つなぐ中階段を新設。これにより、外階段を経由せずに移動できるスムーズな動線を実現した。 - 3階ミーティングルームの執務スペース化
使用頻度の低かった3階のミーティングルームを再構成し、チーム単位でまとまれるデスクレイアウトを採用した執務スペースへと転換。コミュニケーションの促進や業務効率の向上に寄与した。
加えて、2階には受付スペースのほか、ミーティングエリアや休憩室を設けることで、来客動線とスタッフ動線を整理しながら、フロア全体の機能性と快適性を高めるレイアウトを実現した。
結果
改修後は、当初の狙いであった 若手人材の確保にも成功し、新たに3名の採用につながった。また、現代的で働きやすいオフィス環境となったことで、既存スタッフのモチベーション向上にも大きく寄与している。
さらに、ほかの支店のスタッフからは「羨ましい」という声が寄せられ、外回りから疲れて帰社した際にも「戻ってくるだけで気持ちが切り替わり、やる気にさせてくれる事務所になった」といった感想も聞かれるなど、職場環境改善の効果が実感できる反応が多数得られた。